APIバージョン#
Xarpiteには、Xarpite自身のバージョンとは別の軸として、APIバージョンという概念があります。
APIバージョンとは、ランタイムがスクリプトに対して提供する言語仕様における、破壊的変更の導入段階を表す整数です。
破壊的変更には、たとえば次のようなものが含まれます。
- 組み込み関数の削除、挙動の変更、インターフェースの変更
- 文法の変更
破壊的変更を、言語本体のアップデートとしてではなく、APIバージョンの追加として行うことで、既存スクリプトの動作を保ったまま、言語を更新することができます。
APIバージョンは、個々のスクリプトファイルごとではなく、評価コンテキスト全体に対して設定されます。
APIバージョンの指定#
CLI版では、 -A オプションでAPIバージョンを指定できます。
スクリプト側での扱い#
Xarpiteのスクリプトファイルを書く際は、冒頭で、スクリプトが準拠するAPIバージョンを API 関数でチェックすることを推奨します。
これには、スクリプトが追従し終えた破壊的変更の世代を表明する働きもあります。
スクリプトが準拠するAPIバージョンとランタイムが提供するAPIバージョンが丁度一致しない限り、動作は保証されません。
既存スクリプトの準拠APIバージョンを更新するには、マイグレーションガイドも参照してください。